世界の歯車は回る
世界の歯車は止まることなく回っています。海に雷が落ちてプランクトンのような生命体が生まれてからずっと。いや、もしかするとどこか遠い星にも地球外生命体がいるかもしれません。
さて、僕はいま作業療法の園芸(花をいじったり野菜を収穫する)をやっています。それには毎回290円払って参加するのですが、お昼ご飯の前に、収穫した野菜を軽食することができます。
園芸にいってお金になることは無いですが、腹を満たすことができる。そういうささやかな幸せが私は嬉しいです。食事をすることによって寿命を延ばすことができた。これだけでも十分自分の歯車は回っていると言えると思います。なんかこういうのっていいですよね。
作業療法はほかにも、ストレッチや手芸などもあります。それは直接お腹を満たすことは無いですが、自分の精神がちょっとでも前向きになったらそれもいいような気がします。
自分や人を気持ちよくさせることが出来たらそれだけでたとえお金にならなくても、自分の歯車は回っています。大きな世界の歯車を回すためにぼくらの小さな歯車が回っている。それは幸せなことだと思います。子供でも無職でも。
そんな、だれでも世界の歯車を回すことができるよという話でした。ご精読ありがとうございました。